「美希の天下創世」第16話の紹介(遅刻編)


まず最初にお断りしておきます。



これから書く内容には、『美希の天下創世』のネタバレ要素が含まれています。
未視聴の方は十分にご注意ください。



あと、多分に独りよがりな想像が多いです。
「お前の独断なんかしらねーよ」
「勝手な感想書くな」
「別所就治Pに失礼だろ」
等の感想を持ちそうな予感のする方は、以後の文章は読まない方がいいかもしれません。



・ああ、結局


予告より遅れることが恒例になってしまっていますね……
別にしたくてしているわけではないのですよ本当に(;つД`)



予定期日を守らないというのは、いい年した人間としてはちょっと、というかかなりアレですからなんとかしなければ……



とりあえず、これまでやらなかった「平日朝うp」をやってみました。
これまでは早起きするのがイヤであまりやらなかったのですけど、もうそうも言ってられないというか。
本気で気合入れないと、アイキャッチの完成もGWまでかかるとかになりかねませんw



まぁ、変に力を入れて燃え尽きるのも問題なので、「ヤバイ」と思ったら力抜きますけど、それまでは少し頑張ってみようかとおもいます。



というわけで、とりあえず本日の紹介記事にいってみましょ〜。
そしてこれが終わったら「美希の天下創世」の新作を見るんだ……



・「美希の天下創世」16話ダイジェストとか


本願寺滅亡。
その苦い戦いは、星井家に何をもたらすのでしょうか?



場面は星井家による戦後処理から始まります。







本願寺側の武将にとってこれからの生死は定かでない状況のはずですが、当主が当主だけにあまり緊張感がありませんw
そのせいか、敵意をむき出しにする人も……







(#^ω^)ピキピキ
こういう台詞を聞くと、ちょっとスマキにして淀川に放り込んであげたくなりますNE!
いい悪役っぷりです。





そしていい反撃のされっぷりw
このあたりのキャラの立て方は実に面白いです。



さて、敵将捕縛とくれば、光栄ゲームおなじみの登用タイムとなる所なのですが……






星井家嫌われすぎです。
なにが不満なのでしょう。
やっぱり当主があふぅだから?w



と、そんな状況で美希に提案をする者が。




そしてあっさりとこれを承諾する美希。
大物なのかただのゆとり者なのか、本当に判断に困りますね〜。



それは、証如さんも同じだったのかもしれません。
2人になると、美希の真意について問いかけます。





何かに納得したような証如さん。
短い対談で全てを理解したわけではないでしょう。
しかし、少なくとも美希に対して好意的な印象を持たれたようです。
そして……






証如の要望を快諾する美希。
というか、これではるるんゲット!?
慢性人材不足病の星井家に、通産5人目のアイドルが!!!



一方、「肩の荷」が下りた証如さんは、ほっとしたのか少し弱気な発言が……







みんな何やってんすかwww
まぁ気持ちは痛いほどわかりますが……w



呆れられても仕方の無いところですが、証如さんは若干違った印象を持たれたようです。





大事なので2度(ry




こうして、本願寺との戦いは、全てに決着がつきました。
春香を加えた星井家の新たなスタートです。



ただそれは、本願寺の武将であった春香にとっては「別れの時」でもあります。









果たして、彼らが「のんびり」と、笑顔で再開できる日はやってくるのでしょうか?



・特報!っぽく追加ダイジェスト


壮絶な本願寺との戦いに打ち勝ち、一息ついたかに見えた星井家。
しかし、太平を望む美希たちの思いとは裏腹に、戦国の世はその混迷を増して行きます。







東の大国による連合。







そして、諸勢力の邂逅。



時代は確実に「力の時代」へと動いていたのです。



その「うねり」は、余波のように星井家へと押し寄せます。






大きな戦乱に巻き込まれることなく、その力を蓄えてきた一色家。
長い戦禍で疲弊した星井家は、その侵攻を食い止めることができるのでしょうか?





次回、「美希の天下創世」17話も必見です!



・「ヒキ」についてと「美希の天下創世」


さて、今回わざとダイジェストを分割してみましたが、皆さんは17話を見たくなったでしょうか?
もしその気にならなかったのなら説明が不十分になってしまうかもですが、こうした、
「次回に気を持たせる」
作りを俗に「ヒキ」と呼びます。
(まぁ、それほど特殊な概念でもないので、知っておられる方も多いかも)



今回紹介した16話で言えば、一色家が攻めて来た所で「続く」にしてあるのはいいヒキですよね。
実に次回が気になります。
他にも、新規参入した春香がどうなるのか、列強の同盟とその行方、社長と小鳥さんの遭遇など、
「これからどうなっていくの!?w」
と想像が膨らむシーンのオンパレード。
「ええい、続きはまだか!」
私を含め多くの方がそう思ったに違いありません。



展開を先送りにするという意味では「伏線」と似ていますね。
実際、「気になる伏線」と「ヒキ」はかなり似ているものだと思います。
ただ、決定的に異なっている部分があります。



「伏線」は、それに気付いてもらわなくても問題ないものです。
後になって「伏線」に気付くといった忍ばせ方をしても、むしろそれが高評価になる場合もあります。
例えば、8話での序文、



これなどは、この時点で何を考えているのか特定することはまずできなかったでしょう。



14話後編で「ああ、そうだったのか!」と腑に落ちる、典型的な「伏線」のひとつです。



一方、「ヒキ」は視聴者に気付いてもらわないと意味が無いものです。
伏線とは違って、あざといほどあからさまな方が効果的になります。
「ここで切るか!w」
とか、
「続きが気になる!」
という言葉や感情を、確実に引き出さなくてはなりません。



別所就治Pが「ヒキ」という言葉を知っておられるかどうかは、直接聞いてみないと分からないです。
しかし!
「美希の天下創世」において、別所就治Pが読者に気を持たせる話作り、要するに「ヒキ」を、かなり意図的に使用していることは間違いありません。



幾度このシンプルな画面に、
「続きが気になる〜」
と思わせられたことか……w



それは言い換えると、別所就治Pが上手く「ヒキ」を使いこなしているということでもあります。
このことが、「美希の天下創世」という作品の面白さの一端を担っているとも言えるでしょう。
であるからこそ、今日もまた、私はこうコメントしてしまうのです。



「ええい、続きはまだか!」



・余談で「ヒキ」についての追加考察をする予定でしたが


久しぶりに「自重しろ的長文」になってしまったので、また次の機会にまわしてしまおうと思います。
そう遠くない内に、紹介記事とは違う、雑記として取り上げる予定です(あくまで予定)。
というか、今回のブログ記事が遅れた原因のひとつがコイツの「扱い」の厄介さのおかげでして……。



連載ものの作品制作について多少の知識のある方なら、「ヒキ」がどれ程重要なのかはお分かりいただけているかと思います。
もちろん、その「落とし穴」についてもです。
そのあたりまで踏み込んで書こうと思うと、私の文章力ではとても短くはまとめ切れませんでしたorz



「『オシシ仮面』ぐらいまではいいけど、『オカメ仮面』まで行くと困る」

と、私にしか分からない言葉なら簡単にまとまるんですがw