『美希の天下創世』第17話後編の紹介よ、にひひっ


まず最初にお断りしておきます。



これから書く内容には、『美希の天下創世』のネタバレ要素が含まれています。
未視聴の方は十分にご注意ください。



あと、多分に独りよがりな想像が多いです。
「お前の独断なんかしらねーよ」
「勝手な感想書くな」
「別所就治Pに失礼だろ」
等の感想を持ちそうな予感のする方は、以後の文章は読まない方がいいかもしれません。



・いろいろとゴメンナサイ


ちょっと長いので、
「見苦しい言い訳など聞きたくないわッ」
という方は次のチャプターまで読み飛ばしていただきたいと思います。
(平謝りしていること以外はそれほど書いていません)



まずは更新が遅れたことについてですが……orz



本当にいつもいつも、遅参ばかりで自分でも「もっとしっかりしろ」と思っております。
申し開きできるような理由があればまだともかく、
「なんか疲れたから延期」
「豪州に日本が負けたから延期」
「覚醒りっちゃん作ってたから延期」
等、ろくな理由もなく作業を遅らせるダメ人間なのはいかがなものかと……。



以前に書いたかもですが、こういう姿は、
「反面教師」
として冷たく見守っていただきたいと思います。
良い子は決してマネしないでください。



ちなみに作っていたりっちゃん画像↓



個人的に覚醒律子のパターンでは「ストレートロング+メガネ」が最強だと思います。
これも完成予定日までに仕上がるかどうか怪しくなってきました。
完成するといいなぁ……(遠い目)。




次のゴメンナサイは完全に私事ですが……



宗滴Pによって絶賛連載中のアイマス架空戦記シリーズ、
「あずさの天下創世」
において、私の駄コラが採用されてしまいました。



人気と知名度を兼ね備えたキャラクターをオマージュしたはずなのにキモイって言われたよふしぎ!



例によって出来不出来に関してはもう諦めの境地なのですが、ちょっと気になったのは、
「これヤバくないか?」
という指摘。



過去に削除されるような動画をうpしたこともある身としては、権利者削除対策はそれなりに意識を払ってきていたはずなのですが、今回のグラに関しては「削除されるかも」という可能性を全く考えていませんでした。



ニコニコで有名な某D.N.動画が頭のどこかにあったからかもしれません。
ですが、
「ノリさんだからいいかw」
と軽い気持ちで制作にあたっていたこともあり、気を抜いて甘えていた部分があったのではないかなと。



支援のつもりが削除の引き金になってしまっては、本末転倒甚だしいものがあります。
送ってしまったものは仕方がないとしても、今後はもっと気をつけてコラなどの製作に取り組むつもりです。
いらぬ不安を与えてしまったことを、ここに深くお詫び申し上げます。




さて、反省ばかりの見苦しい序文となってしまいましたが、本編の紹介はテンション上げていきますからご安心くださいw
では、例によってダイジェストからどうぞ〜↓



・「美希の天下創世」第17話後編ダイジェストとか



将軍家の援軍があるとはいえ、敵は2倍を越す兵数を誇っています。
果たして星井家はこれにどう立ち向かうのか!
緊迫の(?)「美希の天下創世」17話後編スタートです。





というか、まだやってたんですかw
このへんの緊迫感のなさが星井家を彷彿とさせるのか、一色家の皆さんには好意的なコメが多いですね。



しかし、さすがにいつまでものんびりはしていられません。






いられないはずなんですが……




春香付きの僧兵たちは、どうもやる気が出ないようです。
りっちゃんと戦えるというのになんと贅沢な……






持ち前の弁舌で奮起を促したりっちゃん。
なんとなく某STGを思いだす台詞と共に戦闘開始です。



と、そこへ駆けつけたのは……




存在感のあるうさちゃんと共にいおりん登場!
あずささんといい、CPUの武将選択はGJと言わざるをえませんねw







こちらも、タイプは違えど美希のように前線に出たがる性格のようです。
でも、いおりんっぽくていい感じですw



さて、ほぼ同時に一色家にも援軍が到着しました。




これで兵数比は10対7ぐらいになりました。
不利には違いありませんが、当初の劣勢に比べれば幾分かマシと言えるでしょうか。
将軍家の援軍は結構大きかったですね〜。



ところが、戦場では異変が起きていました。




なんか私が画面のむこうにいますね。
嗜好の異なる兵士を除くと、軒並み戦意が喪失しているようです。
相手があずささんでは無理もありません!



……えー、真面目に解説しておきますと、あずささんは強力スキル「軍神」を備えています。
戦場の部隊には、兵数の他に「士気」というパラメーターが存在していて、これが尽きると部隊は勝手に逃走を始めてしまいます。
「軍神」スキルは、この「士気」をどんどん下げる効果があるのです。
それを本編では「神々しくて攻撃できないだよ〜」と表現しているのですね。






というか、有馬さん!www
星井家の良心と言われた有馬さんまでこの体たらく……
まぁ気持ちはわかりますがw



こうしてみると、一色家に押されてもおかしくはないはずなんですが。
いつもの別所P無双……ではなく、援軍である将軍家の活躍で戦況が徐々に星井家へと傾いてゆきます。




とりわけ、いおりんの鋭い騎突にコメント騒然!
動画でお見せできないのが残念です。
(気になる方は、再生数を稼ぐ意味でも以下略)



こうなってくると、「軍神」でも各個撃破の的となってしまいます。







集中攻撃であずさ隊壊滅。
なんてひどいことを……(マテ)。



さてさて。
兵力差の割には緊迫感のない開幕で始まった対一色戦でしたが、負けない戦いどころか、完勝の目が見えてきました。







敗北を悟り、撤退を開始する一色勢。
そこへ、「神釘」と異名を取ることになる強烈な騎突が襲い掛かります。




なんとなんと、総大将一色義幸を見事にゲット!
いおりんSUGEEEEEEEwwwww



こうして、戦力的に不利な状況で始まった戦いは、援軍である将軍家の大活躍によって完勝に終わりました。
しかし、まだまだ大国とは呼べない星井家には、いずれ第2、第3の侵攻が繰り返されることでしょう。



しかし幕府はくじけない!
戦え将軍家!
負けるないおりん!
失墜した幕府の威厳を取り戻す、その日まで……
(あれ? 今やってるの「美希の天下創世」の紹介だったような……まあいいか)



・痛快! いおりん無双


まあ冗談はおいときまして、今回の物語は一色家との戦闘がメインに据えられています。
(本編の最後に短編おまけ「日曜ホームドラマ」が付いていますが、おまけなので紹介は省略。でないとまた話が長くなるのでw)



「美希の天下創世」における戦闘パートと言えば、「リアルチート」と呼ばれるほど華麗な別所就治Pの戦いぶりが注目されることが多いです。
ところが、今回の戦闘、一番目立っているのはやはり伊織でしょう。
派手好き、自信家という性格そのままに、戦場を縦横無尽に駆ける姿は圧巻です。



ただ、目立ってる、そう書きましたが、裏を返せば、
「別所就治Pが伊織を目立たせるように演出している」
ということでもあります。



今回はそのへんに焦点を当てたお話です。
例によって推測、妄想の類が満載ですので、話半分で参照していただけると幸いでございますw



・プレイ結果を主体にするという醍醐味


毎度繰り返しの指摘になりますが、「美希の天下創世」は「信長の野望 天下創世」(以下「天下創世」)のゲームプレイ結果を元にシナリオが制作されています。



しかし、ゲームというものは偶然性を多分に含んでいるもので、ある程度の予測はつけられても、確率のイタズラでとんでもない方向へと結末が進んでしまうことが時々あります(小寺さん討死とか)。
私などが、
「プレイ準拠の物語作成は怖いw」
と思うのはその辺に理由があったりします。



さらに三戦系の架空戦記の場合だと、アイドルの能力をどう設定するかで相当悩むと思うのですよ。
あまり弱すぎると活躍できませんし、逆に強すぎても違和感が出てしまいます。
かといって中途半場な能力値にしてしまうと、それはそれで目立たせることが難しいです。
アイドル達が自分の操る勢力にいない場合なんかだと、さらに制御が困難になってしまうでしょうし……



これがプレイ準拠でなければ、物語を作る上での負担はかなり楽になるはずです。
自分が望むように展開をコントロールできるわけですから。
近年、紙芝居主体でノベマス寄りの架空戦記が多めなのは、たぶんそういう理由があるのではないかなと思っています。



あ、念のために言っておきますが、それが悪いことだとは思っていませんよ?
というか、私がもし架空戦記を作るのでしたら、たぶんプレイ準拠では作らないと思います。
これから架空戦記を作ってみようと思われている方にも、プレイ準拠スタイルはオススメしませんw



じゃあプレイ準拠スタイルにいいところがないのかと言えば、もちろんそんなことはありません。
私は作っている人間ではないのであくまで推測なんですが、
「作っていて凄く楽しい」
のではないかと思うのです。



ちょっと話が逸れるようですが、面白いゲームって技術と幸運の両方を必要とするものが多いと思うんですよね。
例えば、麻雀なんかはわかりやすいんじゃないでしょうか。
技があっても負けるときは負けますし、運だけで勝ち続けることも難しい。
要求される技術と運で左右される部分のバランスがいいから、飽きにくく、のめり込みやすい、そんな風に思っています。



これはプレイ準拠の架空戦記を制作することと通じるものがあるんじゃないでしょうか。
たとえ製作者がどれほど周到に物語を準備していたとしても、プレイ準拠スタイルだと「不運な一撃」でアッサリそれが崩壊してしまうことはあるわけです。
しかしだからこそ、上手く物語りが紡げた時の喜びは格別なものになるでしょうし、「思いもかけない幸運」が飛び込んでくることもあるのです。



これが楽しくないわけない、そう思いませんか?



今回紹介させていただいた17話後編。
「天下創世」で強力なスキルのひとつ、「神速」を備えたいおりんが大活躍しています。
もちろん、このスキルを付与したのは別所就治Pの意図した所です。
そういった意味では想定通りと言えるかもしれません。



しかし、初の星井家との共闘シーンで、しかも伊織だけ騎馬隊などというシチュエーションとなって、さらに総大将まで捕縛してしまう大活躍を見せるなんて、いったい誰が想像したでしょう。
コメントで視聴者がいおりんの活躍に沸いたように、
「いおりんSUGEEEEEEEE」
と別所就治P自身も驚き、そして楽しんだんじゃないかと思います。
だからこそ、今回の物語で伊織が目立つような構成になっているのではないでしょうか。



技術と幸運によって展開が左右される、作者でさえ予測不能のエンターテイメント。
それがプレイ準拠スタイルの架空戦記です。
17話後編にはその魅力がよく現れていると思います。
「これは面白い!」と思った方には是非挑戦していただきたいですね〜。



ただ、物語をまったく作ったことがないという方が挑戦するのは、
「ルールを知らずに麻雀を始める」
のと同じぐらい難しいと思いますので、はじめはノベマスとかで肩慣らしするといいかもw