「美希の天下創世」第11話の紹介 前編


まず最初にお断りしておきます。



これから書く内容には、『美希の天下創世』のネタバレ要素が含まれています。
未視聴の方は十分にご注意ください。



あと、多分に独りよがりな想像が多いです。
「お前の独断なんかしらねーよ」
「勝手な感想書くな」
「別所就治Pに失礼だろ」
等の感想を持ちそうな予感のする方は、以後の文章は読まない方がいいかもしれません。



・「美希の天下創世」1周年おめでとうございます!


1日遅れですが改めてお喜び申し上げます。
しかし、あっと言う間ですねー、1年。
視聴し始めたあの頃は、まさか自分が作品の紹介ブログ作るなんて夢にも思ってませんでしたが、来年はどうなっているのでしょうw



ついでと言ってはなんですが、1周年記念にトップイメージをリニューアル。
といっても、実はイマイチ気に入ってないんですけど、どこをどう直したらいいのか思いつかないので……
適当に直して気に入ったらそのうち差し替えるかもしれません。



こんな感じでとりあえずの思いつきな運営はこれからも続くと思います。
見ていて腹立たしく思われる点も多々あるとは思われますが、決して悪意とかはなく、反省すべきところは反省して次に繋げて生きたいと思っていますので、どうか温かく見守っていただけるとありがたいです。



さて、堅い話はこれぐらいにして、恒例のダイジェストに移りたいと思います。
今回はちゃんと画像付きですよ!



・「美希の天下創世11話 前編」ダイジェストとか



なんだかダイジェストするのも久しぶりな気がしますね。
とりあえず、緊迫感漂う序盤からご覧ください。



山名家の領地侵入を許してしまった赤松家。
意味深な序文と相まって危険な予感がします。



真が援軍に駆けつけたと時を同じくし、山名家にも尼子家からの援軍が到着しました。
これは赤松家ピンチです。



姫路城下を略奪しはじめる山名の軍勢。
リアル姫路民としてはとても怒りを駆り立てられるシーンですね。
しかし多勢に無勢、さすがの真もうかつには手を出せません。



尼子軍も強兵で小寺隊は壊走。
戦いは引き分けましたが、赤松、星井の両軍にいいところは全くなく、事実上の負け戦となったのでした。



いつになく落ち込む真。
律子の要望に応えて再戦を誓いますが、山名家はその強大な軍事力で容赦なく赤松家を攻め立ててきます。



厳しい戦いを前に言葉を交わす真と安治。
そんな二人に美希の言葉が不吉な影を落とします。



え……?



ちょ、まさか……!?



えええええええええ!!!
や、や、やすっちがあああぁぁぁぁ!!!



改めて動画を見直すと、コメントがひどいことになってますね。
でも、気持ちはみんな同じだったと思います。
これで「続く」だし、安治の安否が気になって眠れない人もいたんじゃないでしょうかw



おいしく読者を惹きつけつつ、物語はついに序盤最終話にして最大の山場、11話後編へと突入していきます!



・今回の紹介テーマは別所安治Pがマゾな理由


思いっきり誤解を招くようなタイトルですが、要するにプレイ縛りについてのお話です(変な書き方してスミマセンorz)。



別所就治Pは「美希の天下創世」において、「略奪」を禁止しています。
あ、「天下創世」を未プレイの方もいらっしゃるかもですので一応解説しておきますね。



今回、山名家の軍団が働いた狼藉、つまり「略奪」は、プレイヤーも普通に行うことが出来ます。
ゲーム内で諸大名は普請を行うことで様々な建築物を領地に建設するのですが、軍勢を侵入させることでそれらを破壊することが可能です。
しかもその際、馬鹿に出来ない数量の兵糧や、稀にですが高額な「家宝」を入手することができます。
おまけに、ゲーム的にはほとんどと言ってよいほどデメリットはありません(焼きすぎた領地を手に入れた時、復興が大変なぐらい?)。
「美希の天下創世第3話」のおまけで「すごくおいしいのですが……」と書かれていますが、私としては「ものすごくおいしい」と表現したいところです。
「略奪」をしていると、CPUは硬い城壁の中から戦力を小出しにしてくるので、戦術としてもかなり有効。
また、建築物は石高や経済力に直結していますから、町を焼いておけば、戦で引き分け、もしくは敗退したとしても、確実に国力を削ぐことになります。



つまり、「略奪」をする、しないでは難易度が全く違ってくると言っていいでしょう。
ちなみに私は「略奪」なしでプレイなんてしたことありませんw



このようにウマウマな「略奪」なのですが、個人的にデメリットと思える点がひとつあります。



破壊した建物跡は更地になってしまうのではなく、廃墟としてグラフィックが残るんですけど……
その廃墟の前で、呆然と立ち尽くす人がいるんですよ。
肩を落として、廃墟をじっと見つめて、それはもう物悲しく……
そういった人が増えると反乱が起きるとかそういうことは一切ないのですが。
やっぱりそういう姿を見ちゃうと、たとえゲーム内の出来事とは言え、
「なんだか悪いことしたなぁ……」
と、良心が痛みます。



で、話を現実の方に引き戻しまして。
架空戦記を作成するにあたり、そのような「良心の痛む行動」を、アイドル達にやらせるべきかどうか?
これは悩みどころだと思うのですが、別所就治Pは「原則禁止」の方向で話を進めています。
プレイ動画の難易度調整という意味合いも含んでいるでしょうが、
「略奪という行為はアイドルにふさわしくない」
という意識が大きいのではないかなと思います(あくまで憶測)。



アイドル達を架空戦記という2次創作で活躍させるにあたり、性格や能力などのパーソナルデータを充実させるこはもちろん重要です。
そして、それと同じぐらいに、「アイドル達が活躍するためのステージ」を用意することの重要さが、ここで見て取れると思います。
「略奪」というゲームシステムの取り扱いひとつで、星井家、赤松家、山名家の立場や性格付けを際立たせ、しかも物語として面白くなっている!
星井家のまったりとした雰囲気はこのあたりからも演出されていますよね。
別所就治Pの見せ方の上手さを感じる部分です。



(次回につづく)





(どうでもいい余談)
もし「美希の天下創世」が現在の戦国ドラマ志向ではなく、カオスなギャグ路線でスタートしていたとしたら、
「おにぎりゲットなの!(兵糧回収的な意味で)」
などとのたまいながら城下を破壊して回る美希が見られていたかもしれません。
それはそれで見てみたかった気もしますw