『美希の天下創世』第14話後編の紹介とネタバレ注意?な余談


まず最初にお断りしておきます。



これから書く内容には、『美希の天下創世』のネタバレ要素が含まれています。
未視聴の方は十分にご注意ください。



あと、多分に独りよがりな想像が多いです。
「お前の独断なんかしらねーよ」
「勝手な感想書くな」
「別所就治Pに失礼だろ」
等の感想を持ちそうな予感のする方は、以後の文章は読まない方がいいかもしれません。



・冬将軍が強すぎてもうだめ


などと言い訳して更新を怠る恥知らずなブロガーこと姫路民です。



……自分で言ってて恥ずかしくなったorz



冬が苦手なのはホントに本当なのですけど、さすがに期日を守らなさすぎなのは、自分ごとながらいかがなものかと。
なにか対策立てた方がいい気がします。
さもないと、春まで月1更新とかになりかねないw



「更新しないと」という強迫観念があるのではないです。
今までは「冬だから仕方ない」で済ませてきたんですが、
「対処法考えたらなんとかなるんじゃね? というか、考えて実行できたらブログのネタになるんじゃね?」
と思い立ったのです。
対処できなかったら出来なかったでネタになりますしw



そんなわけで、やる気のでない冬場にやる気を出す方策を前向きに思案中。
もっとも、それにかまけて紹介記事が遅れたら意味が無いですが……(非常にありそうで困るw)



・「美希の天下創世 14話後編」ダイジェスト


まさかの本願寺侵攻でどうなる星井家、どうなるはるちは!?



では、本年度最初のダイジェストをどうぞ〜。





過去最大級の苦境に立たされてしまった星井家。
就治の言葉にも重さが増しています。





しかし、殿はほんとにもう……w



美希が出るとなんか和むんですが、当然のことながら状況は決して和むような事態ではありません。
それは星井家だけではなく、本願寺側でも同じことでした。





三者三様の思惑が窺えます。
特筆すべきは七里さん。
実に輝いてますね、憎まれ役としてw



こうして始まった美希城下の戦い。
篭城とは言っても、積極的に打って出ることを選択した星井家。
オール長槍部隊という超近接戦仕様です。
本願寺側は、長槍隊こそいませんが、星井家を上回る兵力を有しており、おまけに強力な鉄砲隊を計2600も抱えています。
非常に危険です。



そしてとうとう、星井家存亡を賭けた一戦が始まりました。





って、殿――!!!wwwww



いや、主君自ら先陣を切ることを、別に悪いとは申しませんがw
美希がやられると即時敗戦なんですけど……www



ここでちょっとメタな話ですが、美希は「神速」スキルを持っているのです。
騎馬のいないこの戦場では、最も一番槍を取りやすいキャラクターであると言えます。
別所就治Pも「ちょwww」と思うと共に「動画のネタktkr」とも思ったのではないでしょうかw



さて、そんな小劇場が前線で行われている頃、後詰の二人はなにやら神妙なご様子。






千早にまだ迷いがあるのか、なかなか城から打って出ようとはしません。



しかし、決断の時はもうすぐそこまで迫っていました。






ついに「敵」の討伐に向け、千早が槍を取ります。
(念のために言っておきますが、細かいミスはスルーでw)






戦場ですれ違う二人。
うーん、切ないですね……。



複雑な胸中を抱えながらも、戦場ではめっぽう強い星井家。
雨という天佑もあって、本願寺の諸将を次々に壊走させていきます。



そしてついに春香も……。











春香でなくても「?」と思うような会話。
たぶん、おそらく、きっと、後の物語の伏線でしょう。



戦況はそのまま星井家優位で進んでゆきます。



やすっちの敵陣占拠で星井家大勝利!



……のはずなのですが、星井家の面々は勝利に沸き立つということはありませんでした。
本願寺は、もともと敵ではなかったのです。
14話前編で実円さんからその内情を伺ってもいます。



「戦乱の世」に「よくある悲劇」。
そしてそれを個人で象徴していたものが、千早と春香との関係でした。









殿……。









(´;ω;`)



……当面の危機は乗り越えたかに見えた星井家。
ですが、その勝利が更なる葛藤を起こすことになるのです。









・衝撃! 揺れる心の織り成す悲劇! 千早を取り巻く戦国人間模様に別所就治Pのアイマス魂を見た!!!


例によってタイトルにたいした意味はありません。
本編のコメントを見ていて、
「揺れる心と揺れない胸囲!」
とか書きたくなったのですけど、さすがに自重した方がいいのではないかと変えてみただけです(「書いてるじゃんw」とか言われそうですが)。



今回注目してみたのは、星井家と本願寺家、あるいは千早と春香、その戦いに至るまでの経緯の描写についてです。



それが「アイマス魂」なのかどうかはさておきます(そもそも「なんだそれw」って話ですから)。
ただ、この「はるちは」関係の物語の描写は、ものすごく別所就治Pの力が入っている感じがするんですよね。
主演させていると言っていいほどにw



前回の記事で、
「動画で提示された情報を、無駄なく綺麗に纏め上げているな〜という印象がある」
というようなことを書きました。



が!
今回はその提示された情報のほとんどが、
「別所就治Pが故意にばらまいたものである」
ことがポイントです。



ではまず情報その1。
5話で千早が過去を語るシーン。



情報その2。
8話のはるちは涙の再会シーン。



情報その3。
13話、京都ですれ違う二人のシーン。



情報その4.
そして14話前編での、千早の「予感」を語らせるシーン。



これらの帰結が14話と言えるでしょう。



こうやって見てみると、「歴史の流れ」はプレイ準拠になっているのですが、「物語の流れ」は別所就治Pが完全に支配しています。
つまり、
「こういう状況なら、はるちはならこうだろJK!!!」
的な思惑が働いているのです(たぶん)。



さらに「いいなぁ」と思えるのは、「アイドルマスター」千早コミュで、最も印象的なもののひとつである「Cランクアップコミュ」を、今回のラストシーンにオーバーラップさせている点です。


参照用↓(このコミュは、実機バージョンよりみちくさPバージョンの方が「正当」と思うのでこっちを張りw)


おそらく別所就治P本人がこのコミュを見た際にものすごく衝撃を受けたのでしょうが、その情動をそのまま自身の動画に使えちゃうあたりが「センス」だと思います。



これは私見なんですけど、戦国絵巻でも、アイマス2次創作でもなく、「iM@S架空戦記」としての面白さの真骨頂を見たような気になったのですよ。
簡単に言えば、「異世界アイマス」というifの面白さとでも言いましょうか。



頑張ったり悩んだりするアイドル達の姿を見られること。
それが「アイマス」の魅力のひとつだと思っている私にとって、
「戦国時代でも頑張っているアイドル達の姿が見られるとは! なんという眼福」
と思わざるをえないのですね。



・結論→


「美希の天下創世 14話」の前後編は、星井家を取り巻く激動の状況という「面白さ」もさることながら、そこに至る過程や状況を丁寧に布石してゆき、なおかつ「これぞアイマス!」と思わせる演出で一気に組み上げた構成力も光る、別所就治P渾身の一作ではないかと思います。



ぶっちゃけ神回です。



「別所就治という敏腕プロデューサーに魅せられたファンのひとり」
が、ますます「美希の天下創世」にはまった出来だったと言ってよいでしょう。



そして今日もまた、「美希の天下創世」の新作を心待ちに日々を過ごすことになるのですw





(※ ネタバレっぽい内容かもしれないので、その点よく注意して読んでください的余談↓)





今回の記事を作成するにあたり、「14話後編」を視聴しなおしていて気付いたことがありました。



これって、真は美希に「千早を慰めてもらうよう頼まれた」と気付いてる!?
いや、それだとセリフに「ボクらが」だけじゃなく、「美希や」という言葉を付けたことに意味が出てくるじゃないですか。



大ハズレ予想だと「妄想乙w」ですみますが、当たっていたら激しくネタバレなのでわざと離して書いてみましたw



「美希の天下創世」に限らず、こういったさりげないセリフに色々と推測や妄想の余地があることは、私が面白いと思えるひとつの要素なんじゃないかなと思います。