苦手な冬に立ち向かってみた


この企画は「寒いのが苦手なある一個人が、いかにして冬場を乗り切るか?」というテーマを元に作成されています。
したがって、「美希の天下創世」とは全く関連性のない内容となる場合がほとんどです。
閲覧される場合には、その点をどうかご了承していただきたいと思います。
ヒマと余裕がある方以外は見ない方がいいかも。



・とりあえず分析


みなさんは「冬季うつ病」というものをご存知でしょうか?
これは文字通り冬になると「うつ」が発生して意欲や体調に支障をきたしてしまうという、本当にある病気です。



じゃあ私がそうなのかというと、全然そんなことはないです
寒いと鍋がうまいとかたこ焼きがうまいとか言うし、仕事をサボりがちになったり、遅刻が増えたりすることもありません。
まぁ、気候などが心身に影響を与えることがあるという一例として話題に出してみましたw



ただ、私の場合、趣味の分野ではかなり影響が出ます。
とにかく、寒い時はプライベートでアクティブになれないことが多くなります。
「生きていく為にどうしてもやらないといけないこと」の他は、何もしたくなくなるのです。



これは「寒いから」という理由で外に出かけることが減ることと無関係ではないと思います。
適度な運動は、頭を働かせるのに役立ちますからね。



そんなわけで、とりあえず散歩がてらに冬の姫路城でも撮影しまくろうと思っていたのですが……
なんか時間がある時に限って雨が降ってなかなか実行できませんでした。
無理に外出して風邪でもひいたら難ですから、この案はとりあえず保留。



「となると、まずは身体からじゃなく、精神からモチベーションを上げていくしかない!」
ってことで、新しいソフトを使いこなす練習をはじめてみました。
新しいことを始めると、新鮮な感覚が呼び起こされるはずです。



ちなみにソフトの名は「gimp」。
いつも使っている「Pixia」はフリーベジエという機能が使いやすくて好きなのですが、どうもグラの抜きツールとしては、拡大縮小やアルファチャンネルの扱いが上手く行かず、ちょっと他のソフトを試したいと思っていたのでした。
フォトショップ」は高くて手がでませんしw



で、公式サイトからソフトをダウンロードし、さっそく下記のPVからグラを切り抜いて加工してみました。


素材元のPV


完成品




ふぅ……。



「なぜこれを抜いたし」
と思われるかもしれません。
この作品、あちこちで話題になっていたり、週マスで紳士協定違反指定されていたり、某百科事典で自重したイラスト(笑)が描かれていたりはしましたが、さすがに切り抜いて使うバカは見たことがなかったので……
やったらうけるんじゃないかなーとw
しかし、色々手を加えたらエロさが薄まるかなとも思いましたが、やっぱエロいですねこれ。



これをアイキャッチで使ったら、非難轟々でしょうねぇ……
うーん、すごくやってみたい



いや、冗談デスヨー。そんな度胸はナイデスヨー。



技術的なメモをしておきますと、自動抜きに便利そうな「前景抽出選択」は、今回は使ってません。
とりあえず、手で抜くことが基本の勉強になりますからね。
切り抜いた素の素材から、エンコード時に発生するノイズを、気になる所だけちょちょっと塗りつぶし。
また、背景素材に合わせて明るさ、コントラスト、輝度、カラーバランスなどを好みでいじりました。
後は背景をこれまた適当に粉飾し、

「FontSpace」
http://www.fontspace.com/

で入手した「Ginga」というフォントにベベル、ドロップシャドウを付けて完成。



結論を言えば、「gimp」って結構便利かも!
慣れてないので相当時間はかかってますが、「Pixia」に比べると随分楽に綺麗な抜きが出来たかと思います。
しばらくはグラ抜きツールとして大活躍してくれそうです。



・おまけコラム 「濡れ羽色」の秘密と「てかてか水着」の秘密


ここでちょっと豆知識をひとつ。


モンゴロイドに属する平均的な女性の髪は、黒っぽい色でまっすぐな髪質、水や髪油などを含むと健康な髪の場合、先の烏の羽を髣髴とさせるような干渉色が浮かぶことがある。ただの黒ではなく、この健康な髪の証ともいえる美しい干渉色が浮かんだ状態を呼ぶのが「濡れ烏」である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 項目:濡烏



黒色は「光を吸収することで黒く見えている」ので、「綺麗に発色」させることは原理的に不可能です。
ところが、しっとりとした黒髪が干渉色を発することで、べたっとした黒ではない、「複雑な色合いを含む」黒色となります。
極論すれば「錯覚」と言えるかもしれませんけど、それを私達は「美しい黒色」と感じるのです。



では、てかてか水着の「てかてか」は何をもたらしているのか?



濡れ羽色とは異なり、「てかてか」は「美しさ」を付与してはいないでしょう。
ゆらゆらとした輝きがもたらしているもの、それはズバリ「肉感的な揺れ具合」です。



モデリングによって作られたキャラクターは、あらかじめ「揺れるように設計された」一部の他を揺らすことはできません。
ところが、体面を覆う水着が「てかてか」を放つことで、平坦な肌ではない、「複雑に揺れ動く」肌となります。
極論でもなんでもなくただの錯覚なんですけど、そこに「揺れ動くやわらかなイメージ」が付与されることで、私達は「テラエロスw」と感じるのです。
てかてか水着がエロく感じられるのは他にも理由はあると思いますが、やはり一番の要因はこれだと思います。






……しかし、マジメな文体で何を書いているんだかw
こんなことだからしょっちゅう「むっつりスケベ」と言われるのですよ!